資格三冠王デンカの宝刀

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2010年 名古屋の私立中学受験記( その45:受験勉強のやり方② )

長女は、

6年生になってから

小学校で何か自由課題の

ような宿題のテーマが

与えられるようになり、

それに熱中してしまい、

その宿題のために一日に

何時間も費やし、

それに何日も費やし、

結果として

塾の最低限の宿題すら

まともに消化できない

ということがあった。

     

それで悟ったのだが

中学受験の勉強のやり方

とは、

言われたことを

本当に真面目にコツコツと

確実に、しかも完全に

こなすことができる子

以外 の場合

(ほとんどの場合)

親の子に対する監理のやり方

と同義語ということだ。

  

重要なのは子供に勉強する

習慣を付けてやること。

勉強することがテレビを

見たり、

ゲームをしたりするのと

同じく

ごくごく自然の行為であり、

特別なことではないという

ことを

体で覚えるようにしてやる

こと。

  

そのためには、まず第1に、

塾から出た宿題を親が把握

できる体勢にして

おかなければならない。

まずは、塾の宿題が基本

その日の塾の授業が終わった

後に、

何が宿題に出たのか確認

しなければならない。

(慣れてくると、

 今日の宿題は、

 たぶんこれこれだろうと

 予想がつくように

 なってくる。

 子供が「これとこれが今日

 の宿題」と言っても

 「これも宿題じゃないの?」

 と言い返せるくらいに)

  

で、宿題について

これは何時何分までにやる。

こっちは何時何分までにやる。

時間指定する。

  

で、決めた時間が来たら、

そこで一旦中断し、

子がやった宿題を親が

採点(マルバツつけ)する。

(指定した時間が長いと、

 こなした宿題の問題の

 量も多く

 採点に時間がかかるので、

 そういう場合は、

 採点してる間、

 他の科目の宿題とかを、

 これまた時間指定して

 やらせる)

   

もし、

子供の勉強につきあうこと

ができるなら、

子供の横についていて、

子供が宿題の問題を一問

解くたびに、

マルバツをサッササッサと

つけていく。

(こうすると子供も

 必死こいて

 宿題の問題をこなそうと

 する)

  

間違ったもののうち、

ケアレスミスした問題は

もう一度すぐ解き直させる。

同じようなケアレスミスを

二度以上した場合は、

「私は、 ------------- という

 ケアレスミスを 

 また しました」

宣言させ(何かに書かせても

良い)たりする。

  

国語や社会で、漢字を

間違えたときは

正しい字を3回とか書かせる

のも良いが、

同じ間違いを何回もするとき

には、

その間違い自体をワザと何回も

書かせたりすると

逆にその間違いをしないように

なったりする。

(これは、心理学者の多湖輝

 の著書にあった方法だ)      

例えば、徳川家安と書くクセが

ある子には、

ワザと「家安」「家安」「家安」

------- と何度も書かせると

「家安」と書かないようになる

のだ。

(個人差があるかもしれないが、

 同じ間違いをしそうなときに、

 「あ、そうだ。これは間違い

 だった」

 と思い出すようになる)

    

問題が難しくて間違った場合

には、

親が解答を見て理解できるならば

解法を教えてやり、

親もよく分からないときには、

子に解答を見せ、

子が理解できなかったら、

塾で分かるようにしておけと

指示する。

(次の塾の授業が終わった

 後で、もう一度解かせる)

  

宿題を色々と出してくれる塾

(多くの塾がそうだと思うが)

なら、

これだけで受験勉強としては

十分だったりする。

  

あと、親が採点をしてる過程で、

「あ、うちの子は、物理の

 滑車の理屈が

 よく分かっていないな」

「 うちの子は、鎌倉時代と

 江戸時代が

 こんがらがってるな 」

と気付いたら、

子供が分かるところまで

基本に戻って教えてやること

が必要。

   

親が教えるのが困難ならば、

「塾の先生に頼む」

「子供の理解してない単元

 を分かりやすく解説した

 参考書を買う」

など他の方法を考える。

ただ、別の参考書を買い与える

という方法は、

塾の宿題やら

週テストや模試の復習やらに

時間が取られ、

なかなか、うまく行かない。

うちの子も、

やる暇がないと言うことが

多かったような ------

やっぱ、

受験の専門家である塾の先生に

受験勉強の内容自体は

頼んでしまった方が効率がいい。

     

上記のような塾の宿題を

こなしても

更に余裕がある子の場合でも、

親が子に別途参考書や問題集を

買い与えてやらせるよりは、

塾の先生に頼んで、

塾の宿題という形で更なる

追加勉強をするようにした方が

うまくいく。

  

うちの場合、塾に電話して

しょっちゅう三者面談を

やってもらったりして、

その都度、塾の先生に

頼み事などしていた。

  

そんなこんなで、

中学受験に必要なのは、

子供の勉強法・勉強論よりも

親の子に対する監理(単なる

管理じゃないよ)。

小学生は、まだ自我が確立

していないから

自分に合う勉強法で

自分で勉強を仕上げていく

ということを

期待してはいけない。

(小学生が専門家の

 指導もなく、

 自己流で野球の練習を

 していたら、

 間違った投球フォームや

 悪い癖が身に付いてしまい、

 大学生になる頃には

 肩を壊して

 野球ができなくなっていた

 なんてことにもなりかねない。

 大人の監理・指導は絶対に

 必要)  

    

もちろん、

上に書いたようなことを

ウチで完璧にできたわけでは

ない。

いやむしろ、

十分にできなかったことが

多かったと

反省すべきことの方が

多いかもしれない。

しかし、子供の能力が同じなら、

上に書いたことを、

いかにきちんと親がやったかで

合格できる学校が変わってくる

のは一つの真理だろう。