資格三冠王デンカの宝刀

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中央大学 VS 東京大学(その214:前身校の本)

 

中央大学東京大学それぞれの

前身校について書いた本

 

「英吉利法律学校覚書

 明治期のイギリス法教育」

 山崎利男 著

 (中央大学出版部)

 

中央大学は、イギリスの法律

を教える「英吉利法律学校」

として始まった。

著者の山崎利男は、

東京大学文学部東洋史学科卒

で、東京大学教授、中央大学

文学部教授を歴任された。

東京大学名誉教授。

 

「超然トシテ独歩セント欲ス

 英吉利法律学校の挑戦」

 菅原彬州 監修

 森光 編著

 (中央大学出版部)

 

菅原彬州は、中央大学法学部

を経て中央大学教授(当時)。

森光は、中央大学大学院法学

研究科博士後期課程退学を経て

中央大学法学部准教授(当時)。

 

「帝国大学の誕生

 国際比較の中での東大」

 中山茂 著

 (中公新書)

 

東大が帝国大学になったとき

には、まだ、京都などに他の

帝国大学が無かったので、

名称は、「東京帝国大学」では

なく、ただの「帝国大学」

あった。

上の著書は、他の帝国大学では

なく、東大の前身である帝国大学

の誕生についての書。

中山茂は、東京大学理学部天文

学科を経て、ハーバード大学科学

史Ph.D。

 

「夏目漱石と帝国大学

 「漱石神話」の生成と発展の

 メカニズム」

 大山英樹 著

 (晃陽書房)

 

夏目漱石は、帝国大学英文科に

入学し、卒業した。

上の著書は、森鴎外正岡子規

と並ぶ東京大学文豪3巨頭

一人である夏目漱石について、

卒業した帝国大学を絡めて

考察・解説した書。

大山英樹は、成城大学文芸学部

国文学科を経て、青山学院大学院

総合文化政策学研究科総合文化政策

学専攻博士課程修了。

青山学院大学非常勤講師(当時)。

 

「玄耳と東京法学院の時代」

 岡村惇 著

 (中央大学出版部)

 

英吉利法律学校は、東京法学院

と名称を変え、その後、一時的に

東京法学院大学となる。

上の著書は、長谷川如是閑杉村

楚人冠と並ぶ、中央大学言論3

巨頭の一人である渋川玄耳について、

卒業した東京法学院の歴史を絡めて

執筆した書。

岡村惇は、中央大学法学部卒。

当時は、政府関係機関勤務後、

司法委員を務めた。

 

「東京帝国大学の真実

 日本近代大学形成の検証と

 洞察」 舘昭 著

 (東信堂)

 

帝国大学は、京都帝国大学が

出来たときに区別するために

東京帝国大学と改称した。

舘昭は、東京大学教育学部を

経て、同大学院博士課程満期

退学。桜美林大学教授(当時)。

 

なお、中央大学の正史では、

英吉利法律学校から始まることに

なっているが、実際上は、三菱

商業学校の夜間教室であった

明治義塾の法律部門が明治義塾

法律学校という部局になり、

中央大学の創立者の一人である

増島六一郎がそこの監事であった。

増島は、明治義塾が廃校になった

跡地に英吉利法律学校を設立させ

たので、遡れば三菱商業学校

中央大学の起源とも言える。

また、東京大学は、帝国大学

なる前の前身は、江戸幕府時代

昌平坂学問所開成所医学所

の3校に遡り、これらから帝国大学

になるまでの経緯は、やや複雑で

ある。