中国武術と日本武道を
書籍によって対比していく企画。
私の蔵書は、
そんなに大したことはないが
それでも、
この企画で紹介する書籍群に
よって中国武術と日本武道の
思想・理合・技法・奥義(極意)
などがほぼ明らかになることは
間違いない。
その21は、高度な対談本対決
武学探求 その真を求めて
(甲野善紀、光岡英稔 共著)
武学探求 巻之二 体認する自然とは
(光岡英稔、甲野善紀 共著)
対
武術談義(黒田鉄山、甲野善紀 共著)

日本における意拳の第一人者
かつ武術の天才である
日本韓氏意拳学会及び国際武学
研究会代表の光岡英稔老師、
駒川改心流剣術、民弥流居合、
四心多久間四代見日流柔術、
椿木小天狗流棒術、誠玉小栗流
殺活術を擁する振武館館長で、
日本武道の最高水準を体現する
黒田鉄山師範、
それぞれが甲野善紀師範を
聞き手とした高度な対談書。
武術談義のあとがきには、
甲野師範がいずれ続・武術談義
を出したいと書かれているが
結局、それっきりになって
しまっている。
中国武術、日本武道の修行者
からすると、
甲野師範の語りは少しでいい
ので、
光岡老師や黒田師範の話を
もっと聞きたいと思ったりする
らしい。
両書とも内情を分かっている
人間からすると
ここまで公表するかというのは
ある。
黒田師範の言によれば、
子々孫々に正しいものを残す
という使命感のようなものに
背中を押されたようだ。