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弁護士(税理士業務名古屋国税局長通知)と不動産鑑定士の2つの資格を持つ相続と不動産に強い専門家です。

例の山口県阿武町の誤送金の件についてテレビでいろんな弁護士が適当なことを言ってますが

例の山口県阿武町誤送金の件

について、

テレビで、いろんな弁護士が

ずいぶんと適当なことを発言している

ようです。

 

たとえば、

自分が容疑者の弁護をするなら

誤送金をした町にも責任があるので

容疑者は被害者的な立場もあると

主張するとか。

 

誤送金した過失は町にありますが、

誤送金された金員を領得して使用して

しまったことに対しては、

町の責任は全くありません。責任ゼロ

です。領得して使用したことの責任は

全て容疑者にあります。

なので、被害者的立場を強調しても

実質的には全くの無駄です。

(他に主張できることが無いので

 仕方なく無理矢理に被害者的立場

 を主張するにすぎません。

 胸を張って、こう主張できると

 言うほどのことではありません。)

 

また、容疑者が誤送金されたお金を

どのようにしたのかが明らかでない時点で、

詐欺罪は成立するかもしれないが、

横領窃盗罪は成立しないと思うと

言っていた人もいるようです。

何罪が成立するかについては、

羽鳥慎一モーニングショーで示された

私のコメントにあったように、

本件では、誤送金されたお金を

銀行の窓口でおろせば、銀行員を欺して

お金をおろしたことになるので詐欺罪

ATMで引き出せば、ATMという機械の

中にあるお金を

正当な理由がないのに引き出したと

いうことで窃盗罪

ネット上で移動させたのであれば、

もろ電子計算機使用詐欺罪と、

行為の態様によって成立する犯罪が

異なってくるだけです。

詐欺罪は成立するが、窃盗罪は成立

しないとか、そういう二者択一の

問題ではありません。

 

更に、自分が容疑者の代理人になったら

町に慰謝料請求をするとか言っている

弁護士もいるようですが、

これは完全敗訴ですね 

独自の解釈であり理由が無いと裁判所に

一蹴されてしまうでしょう。