名古屋の相続・不動産専門弁護士が相続・不動産トラブルを解決!         

弁護士と不動産鑑定士の2つの資格を持つ相続と不動産に強い専門家です。

借主への立ち退き請求が立退料ゼロ円で認められた判例(その3)

東京地方裁判所判決・昭和63年10月25日(判例時報1310号)
 
建物賃貸借契約について、建物が全体として朽廃していることを理由に
解約申入れの正当事由が肯定された判決。
 
大正12〜13年ころに建築された建物が朽廃したため
賃借人に立ち退き請求したことについて正当事由を認めました。
  
単に年数が経っているというだけではなく、
現実にあちこちにガタが来ており
構造的・物理的に安全とは言えない状況であったとのことです。
一見廃屋と言っても過言ではない外観から
建物は全体として朽廃しているとするのが相当であると判断されました。
立退料はゼロ円です。