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更新料(その6)

最高裁判所判例では、原則、更新料を認めることになり、
大家さんはほっと一息というところ。
  
しかしながら、賃貸市場の需給関係によって更新料が取りにくくなることと
最高裁判例とは別問題。
同じような物件で賃料なども同じであるが
更新料を取るものと取らないものとがあった場合には、
更新料を取らないものを借りるのが当たり前の話なので
賃貸市場が更新料というものを取らなくなってくれば市場原理として
更新料を取りづらくなってきます。
  
さらに、最高裁判例が変更される可能性がないとは言い切れず
事例によっては有効とする判決も出る可能性があるため
家主の側としては、そのような場合に備えて
更新料を取らない方向での賃貸経営というものを考えていく必要があります。
  
また、仮に更新料を取ることを継続する場合でも、
更新料の意義などについて
賃貸借契約をする際に、借主に十分な説明をすることは必須のことになるでしょう。